【美容経営の哲学】サロンの「道」を切り拓く、論語三つの指針

美容業界という変化の激しい時代において、私たちが立ち返るべき「心の在り方」を論語から紐解きます。

1. 根本を磨けば、自然と「選ばれる道」ができる

「君子は本を務む。本立ちて道生ず。」 (根本が確立してこそ、道が生まれる)

売上や集客のテクニックに走る前に、まずは「なぜ自分はこの仕事をしているのか」という**経営の根本(志)**を固めること。その根っこが太くなったとき、お客様に支持され続ける「サロンの道」は自然と拓けていきます。

2. 外見の美しさと、内面の「質の調和」が本物を作る

「文質彬彬、然る後に君子たり。」 (外見の美しさと内面の質が調和してこそ本物である)

美容師は外見(文)を美しくするプロです。しかし、そこに伴う人間としての内面(質)が伴ってこそ、お客様に真の感動を与えられます。デザインと人格、この二つが美しく調和した「彬彬(ひんぴん)」たる状態こそ、私たちの目指すべき理想です。

3. プロの使命は、お客様の「美点」を完成させること

「君子は人の美を成す。」 (プロフェッショナルはお客様の美点を引き出し完成させる)

私たちの仕事は、単に髪を切ることではありません。お客様自身も気づいていない「その人だけの美しさ」を見出し、それを形にすること(成すこと)です。欠点を探すのではなく、美点を引き出す。その眼差しが、真のプロフェッショナルを形作ります。

PAGE TOP